で、私はどうするのか

県外で「ブログ」を読まれる方に解説。

写真の「ちぐまや家族」は、平仮名の反対読みで「やまぐち家族」になるのです。当地ではずいぶん息のながい番組で、県内のグルメや行事、珍しい人や品物(おしえて山珍)など愉しい企画の番組です。

写真の左端「けい ちゃん」最近ショートカットになっています。カットは番組スポンサーの糸賀社長 ニュースタイルだと思います。


9日、朝9時25分からの番組で山口県の掃除人 岡本拓也夫妻の「ガッツ体操教室」が紹介されます。「けい ちゃん」アポなし突撃取材に拓也さんの鼻の下が放映されることでしょう。


きのうお昼にテレビをつけたら「最後の授業」の再放送。大林宣彦監督だった。

余命宣告をうけた監督が大学生たちに「伝えておきたいこと」を、時間ルールを無視して語られた。この若者たちに(平和の視点で作品をつくり続けた)歩んだ生き方を継いでもらいたい、その願いが強く伝わった。なかでも冒頭の語りは納得できた。


私に住み着いた「がん」は、どんどん増殖している。けれども彼らは増殖したら私の命が終わり、そのとき彼らの命も終わることを知らない。


地球で増殖して本来の地球を壊し続けている人類も、私の「がん」と同じ運命を辿らないよう、若いあなたがたに人類の希望を託します。


大国間の軍縮ルールが壊れた。辺野古は沖縄の問題としている我々。

高校生のとき、親に隠して読んだ週刊 平凡プレイボーイで小田実が様々な社会問題に「で、おまえはどうするのか」を問い続けた。あの言葉を思い出した。

「日下の灯」つまりは「おまえはどうするんか」がとわれる。


『日下の灯』


 百万本のお経を読もうが、いくら勉強しようが、実践しなければ何の役にも立ちません。

 知識は使い方を知らないと意味がありません。そのことを実によく言い表しているのが次の言葉です。

「百萬典経、日下の灯」。「日下の灯」とは、太陽の下の蝋燭の火、という意味。つまり、太陽の下で蝋燭に火をつけても何の役にもたたないということです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)