非凡な毎日がためになる

今朝7時半。長門市から萩市の方向を撮った。


今年は暖冬といわれる。それを毎週土曜日の早朝、萩市に向かうときに実感する。毎年、萩市にくだる雲雀峠は6時過ぎに積雪やブラック バーンの路面になっている。

今期は、一度だけ積雪を走ったがそれだけ。今朝は氷点下3度だったが路面は乾燥していたのでスピード落とさずにくだった。


昨夜は「約束の海」を読みすすんだ。山崎豊子さんの作品は、その裏付けがとても緻密で臨場感にあふれている。潜水艦「くろしお」の艦内の緊迫感、敵艦に遭遇したとき食事やトイレの「音」までも覚られない静寂のなかで作戦が展開される。

万一、魚雷攻撃をうけて深海に沈められても、その撃沈が公表されることはない。日本をまもるためには、領海には精鋭の乗組員が潜水してつねに外国の潜水艦とつばぜり合いをしている模様が文字で描写されていた。

お湯割りウィスキーで酔ったので本を閉じて寝た。


萩市・長門市・美祢市を配達して、早く帰って本を読みたいと急いでいたら、美祢市のお客さま6個の配達を忘れていた。Uターンして配達。つくづく「うっかり」が多くなった老化にがっかりした。


そのとき、タヌキがあらわれた「お前は、変化のない毎日こそが幸せと思っておるが、ハプニングのない毎日などあるわけがない。変化を楽しむ心持ちになったらどうか」と囁いた。

Uターンの道を、違う道を選んだらタヌキが言うとおり、違う景色が楽しめた。変化のある毎日こそ、それは難儀なこともあるかもわからないが、日ごろ見えないコト・モノに気がつくチャンスだと思った。


午後から数楽の会。京都大学大学院生 時政和輝先生 二時間の講和はとても面白かった。それは次回に。


『ムダな努力はない』


 かつて人間は、相当な努力や年月を積み重ねないと自分の望むものを手に入れることができませんでした。

 手に入れるための手順、手続き、年月、辛抱がどうしても必要でした。では、そうした努力がムダであったか。

 けっしてムダではありませんでした。努力を重ねる過程で、私たち人間は暗黙の規範、規律、秩序を身につけることができたではありませんか。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

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コメント: 2
  • #1

    内日やまびこ (日曜日, 20 1月 2019 11:12)

    朝日綺麗気持ちよく走る心わかるけど朝早いお仕事尊敬しますー本もたくさん読まれるんですね私も先日テレビをみていたら村木厚子さんの話しで冤罪で罪を負わされていた時に差し入れられて読んだ本ですが花さき山です‼️作者がわかりませんもし知っていたら教えください

  • #2

    あだち です (日曜日, 20 1月 2019 12:48)

    内日やまびこ さん
    お便りありがとうございます。大寒タマゴの配達を終えました。
    お尋ねの「花さき山」は斎籐隆介 著と検索で出ました。絵本のようですね。
    最近は本を読まなくなりました。老眼のせいかもわかりません。