西くん 7年の命日

3時。いつもの習慣で暖房をつけたが冷え込みはさほどではない。それを布団から目でみてわかる方法は窓ガラスの結露。

外気がマイナス3度ぐらいになるとガラスの全部が結露する。5度以下になると結露が凍結して部屋は冷蔵庫。今朝の冷え込みは0度ぐらいと思えた。


わりと薄着で農園を出たのが6時前。それを脱ぎながら午後には春のような陽気になった。配達先、車の下で親子のネコがまどろんでいた。


祭日の月曜日。ふだんはお留守の配達先で会話がかわせる楽しみがある。


大きなマスクで出てこられた奥さま「風邪ですか?」と聞いたら「ノー メイク」マスクの使い方もあるものだと知った。

マスクの奥さまガラガラ声「正月から風邪で、やっと声が出るようになった。家ではニュー ハーフと命名された」と大笑い。


正月は家族で沖縄を楽しまれたご主人「10年前、偶然に夫婦でガンが見つかった。元気に夫婦で10年をこえたお祝いをヤンバルでやりました」


年末、居眠り運転で単独事故の「ありちゃん」ずいぶんげんきなり「おいちゃん 運転気をつけて」と見送ってくれた。


農園で就業中、不慮の事故でなくなった西君(当事48歳)7年の命日。西君との思い出をよみがえらせながらの1日。神様として祀られている吉部八幡宮祖霊殿、奥津城参拝。


『人生の意義』


 与えられた境遇を受け入れて、少しでもよくしていく努力をする。大切な人生の意義だと思います。

 たとえ紙一枚の厚さのためであっても、どんな努力も惜しまない。

 ときには、何の成果が得られなくても諦めない。

「大きな努力で小さな成果を」。「微差」「僅差」を大切にする。私の基本的な考え方です。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)