わかると 心が喜んでいる

山口市内、アルミ缶回収は今年の最終便。月末までに農園に集積した缶を作業所(厚狭レインボー)が回収にこられる。


9時ごろ国宝 瑠璃光寺に行った。

先日の長府散策のとき「国宝」と「重要文化財」のマークの違いを、国宝 功山寺でガイドさんから教わった。山口県の建築で国宝指定は 功山寺・瑠璃光寺・住吉神社本殿の3ヶ所。

そのシンボル マークはお碗を3つ重ねたようなもの。国宝はそれが赤で、重要文化財は水色や白になっている。私の最大の疑問は「3つ重ねたお碗」の意味。

瑠璃光寺の観光ボランティア ガイドの人に教えてもらおうと足を運んだ。

朝はやいのでガイドさん数人がテントのなかで腰をおろしていた。みなさんに聞こえるように「あの看板の赤いお碗の意味を教えてください」と言った。


ご高齢の男性が、あの五重の塔は釘を使わない「木組み」でつくられている。塔を指差して、その一番要は「斗(木へんに共)」で「ときょう」という建築部材。その形を、文化財として「過去」「現在」「未来」と伝承していこうと表現しております。


疑問がパッと解決した。学ぶことは心が喜んでいると実感できた。


正月前の散髪を済ませて昼前に農園に戻った。

今夜は、次女(真砂恵さん)家族が来てくれる。


『絶対差の世界』


 相対差に対して絶対差があります。絶対差は、別名プロセス主義。つまり、過程を大事にする生き方です。

 勝つとか負けるという世界ではありません。争わない世界のことです。人間なら人格、会社でいえば社風みたいなものです。数字に表れない、比較のしようのない世界のことです。

 私は、この絶対差の世界を大切にしてまいりました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)