寒風のなかスコップ仕事

午前中、散髪と買い物などで山口市に出た。

前々からお参りしたいと思っていた出雲大社山口分院に参拝がかなった。その近くにとてもわかりやすい看板があった。狭い道路はおそらく通学路、通学時の進入禁止ではなく迂回を促す目的のようだった。


散髪店、となりに座った客は大柄の立派な白髪。やたらカットの注文がこまかい。理容師は当然不機嫌だろうと聞き耳をたてていた。20代とおもわれる理容師「いつも来店くださりありがとうございます」ではじまり、今朝のニュースなどを話題にして場を和ましながらハサミを動かしていた。


ラジオ「すっぴん」金曜日のパーソナリティーは高橋源一郎さん。テーマは先週に引き続いて「酒の失敗」


都内で飲んでいた人。目が覚めたら日本海沿いを走る列車だった。


政治記者の女性。明日は非番で午前3時まで飲んでいたら先輩から「風邪で動けない、朝の総理ぶらさがりを頼む」早朝、マイクを持って総理の側に立っていたら目が回り倒れた。総理が起こしてくれたとき「酒臭っ!」


私も酒の失敗なら本が一冊かけるほど武勇伝がある。翌朝、家内が「きのうのことを覚えているか」と聞いたことが何度もある。恐ろしくて「何をしたか。何があったか」と聞いたことはない。

最近は夜の街に出ることはなく農園で一人酒。そのとき受けた電話の内容が朝までにクリアーされ。着信履歴を見て「昨夜の電話はなんでしたかいね」と電話するぐらい。


午後から農園でスコップ仕事をしっかりやった。


『良樹細根』


「根深ければ、葉繁し」と申します。

 根が細かく深く張っている樹の葉は、みごとに生い茂っております。

 同様に樹は、広く深く細かく根を張っていなければ、大樹に育ちません。

 教育も事業も同じ。すぐに役に立つことばかりをしていますと、根がおろそかになります。

 何事も、最初に手をつけるべきはいつも根で、葉は後。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)