しっかり金曜日をたのしんだ

きょうは4人の方とお会いして、散髪と温泉立ち寄りで1日が終わる予定ではじまった。


8時すぎに小郡で散髪。

お一人目は、自宅近くの洋菓子店ピエロに立ち寄り。農園をはじめたときからたまごをお買い求めくださり「しんあい農園ブランド商品」をいくつか店頭に並べてくださっている。特にプリンと「焼酎乃御華士   長州侍(ちょうしゅうのおかし  ちょうしゅうざむらい)」についてこだわりを聴かせていただいた。

長州侍は、芋焼酎「長州侍」を使用したバターケーキで好評とうかがった。

農園のたまごが様々な商品に加工されて親しまれていることがうれしかった。


次は菊川画廊。主な用件は、先日Eテレ放送された「釜が崎 美術大学」愛隣地区に生きる人たちが絵筆をとっている番組の録画。菊川さんは携帯電話やテレビと無縁の生活をされている。必要にせまられて再生専用ビデオデッキの安物は持っている。お嬢さんが「私も偶然その番組を見た。とても面白かった」と会話に入った。

約90分、菊川さんの芸術談義をほんとうに楽しく拝聴した。そのなかで心にとどまっている言葉。

🔶例えば、この作品は運慶🔶と解説されると、作品よりも運慶に心がむいてしまう。

おなじように🔶火焔土器🔶時代背景や使用目的などの解説を加えるから美しさが見えなくなる。造った当事者には火焔土器というおもいはなかった。


私に「写生してこい」と言われたら、絵が苦手な私は理由をつけて断る。それは、人に描いたものを「いいね」と言って欲しいからになる。それにくらべて釜が崎のおっちゃんや山下清も、評価をまったく気にせず作品づくりに没頭したと受けとめた。


金光教の先輩を昼過ぎに訪問。奥さまと別居(不仲ではなく事情で)年金生活をエンジョイされている。そのなかに陶芸がある。Facebookに私が投稿した松村御大の「ふく」の油絵に感動されて「ふく」の焼き物をつくられた。

ボクは、あの作品で松村さんのファンになった。この焼き物を届けてくださいとあずかった。作品は後日このブログで紹介します。


温泉でさっぱり。今村さんお宅におまいり。

約100日が経ち、奥さまと最期を偲ぶエピソードのいくつかを話した。そして、しっかり奥さまのなかで生きておられると出来事をまじえて話された。アルバムに専修大学ユニホーム姿の近影があった。


『紳士』


 最近の日本には、紳士といえる人が少なくなりつつあります。

  紳士の条件である廉恥心、礼節、自己犠牲が薄れ、品性が低下したからだと思います。

 学歴や社会的地位に比例して、その傾向が強いのも嘆かわしいことです。

 国際社会で恥をかかないためにも、紳士にふさわしい生き方を平素から心がけることです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)