収穫した新米が天日乾燥されていた。この量で一俵(60キログラム)ぐらいと聞いた。乾燥には機械乾燥と天日乾燥の二種類あり、さらに天日乾燥には「はぜ掛け」もある。こちらのお宅はコンバインで収穫するのでモミになるから「はぜ掛け」はできない。
庭で乾燥させる方法と、はぜ掛けのちがいを聞いた。はぜ掛けは稲穂が下にあり干しているときも茎から水分(養分)がモミにおりてくると教えてもらった。
この干してあるすぐ側でラジオが大音量でかかっていた。その理由はスズメ脅しだった。
月曜日、最初の配達先は岡本拓也さん。6時半過ぎにいつも到着する。6時に農園を出たらよいがいつも5時半スタート。30分ちかく小郡を歩くことができる。
健康は二の次、少し積極的な毎日をおくる私のやり方。
農園にさきほど戻った。川土手に車が一台とまっており若者がルアー竿をかついでいた「釣れたか」と車の窓をあけて聞いたら「はい!50センチのバスをはじめて釣りました」と形相がくずれた「おめでとう」と言葉をかけた。
きのう山口市から戻ったとき、釣りにきた若者たちが弁当の空き箱やタバコの箱、ジュースなど空き缶を散乱させて帰っていた。ゴミ袋を持ってきて回収した。
私ができることは釣り人に一声かけること。それでも捨てる人はあるが、お互い気持ちのベルトをかけておきたい。
『経営者の自信』
多額の不良債権を、心ならずも引き受けてしまったことがあります。
来る日も来る日も債権者に追われ、辛く苦しい経験を、いやというほど味わいました。
しかし、そんなとき、私はけっして逃げませんでした。逆境と一体となって、その場にわが身を置く努力を心がけてきました。おかげで、経営者としての自信が身につきました。
(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)