見えないから意味がある

桂子ちゃんから今朝届いた。題して「きょうはお大師さま」


不思議な出来事が昨夜あった。明日が1年の命日になる黄 栄作さんを偲んでいたとき、イノシシの侵入を防ぐ対策をひとつやり忘れていたことを思い出した。

農園周囲には漁網を張り巡らしているが、川土手沿いの道は公共なので夜に網を張る。それを忘れていた。


暗闇でヘッドライトを点けてゴソゴソやっていたら、この時季にホタルが一匹私のもとにユラユラ舞ってきた。


今朝のラジオ。発酵食品の研究をされている人の話が面白かった。


つい最近まで、日本人は発酵菌と共存していた。味噌・醤油に酒に酢。魚や野菜の保存にぬかどこ。すべて発酵菌は目には見えない。その見えないものと上手に共存ができていた。

岡本拓也さんの母上が「花が咲いたよ!」と小躍りしそうだったのは、味噌をつくる麹菌が一面に白く花が咲いた朝のことだった。


神様、仏様、御霊様も目には見えない。目には見えないものを尊び大切にしたい。


『匿名の電話』


「人の家のゴミをいじるな」「プライバシーの侵害だ」「家の前を掃くな」

 外回りの掃除を始めたころ、このような匿名の電話がたびたびありました。

 そのたびに「社長、これはやめたほうがいいですよ」と社員は敏感に反応していました。

 そのとき、社員に同調し私が掃除を断念していたら、現在のような掃除は社内に定着しなかったと思います。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)