毎日が楽しい

4時にテレビをつけて北海道災害を知った。

5時半に農園を出て17時に戻るまで、重複報道のNHK ラジオではあるけれどずっと聞いた。オール電化の家庭がどれほど停電で困っておられるか。搾乳ができない乳牛農家が牛の体調管理に悲鳴をあげておられた。

大規模養鶏場では、餌も採卵も電気がなくてはどうしょうもなかろうと想像した。

乳幼児のミルクも困る。透析なども緊急課題であろうことは容易に想像できる。

「韓国家庭料理 てじょん」の次女は苫小牧に嫁いでおられる。電話で安否確認はできたらしいがご両親がたいへんご心配されていた。


写真は今朝の関門海峡。唐戸市場は台風の影響で閑散としていた。この市場に通いはじめて1年ぐらいになる。少しは魚のことがわかりはじめた。

例えば、スーパーマーケットなどで目玉商品の安いサンマはサイズで安い。市場で300円ぐらいは大きいから脂ののりがよい。

北海道からサンマの入荷がなかったのだろう「刺身」表示はとても少く、発泡スチロールの氷水も濁っておりサンマはパスした。予算オーバーで2種類で1500円(焼き物)をクーラーにおさめた。


配達はとても楽しい。配達は年金受給者には過酷。

私は「楽しい」と思う、ことにしている。きょうも多くの人と会話にベルトがかかった。

午後の美祢線「あつ駅交流センター」トイレ休憩。きょうの当番は紳士のオオハシさん(胸の名札)名刺を渡して「あつ駅」が好きな私の理由を話し出したら森の石松。お茶飲みなさい。お菓子もつまみなさい。


カフェ ギャラリー「とりのこ」に納品。写真展が催されていた。お金を頂戴して出ようとしたら写真展の女性が私を呼び止めた。回収したたまごのパックで農園の私がわかったようで「私も配達してもらっています」と名乗られた。正志が配達しているお宅の方だった。作品の解説をしてもらうことができた。


加奈ちゃん。子育てやパン工房の話題で楽しい。「よしの」では会話が弾む。奥さまも交えて会話のキャッチボールがここではできる。


同級生のアレグラ美容室からのメールは同窓会。けれども隣のクラスの同窓会「あだち は楽しいから呼べ」の指令を受けておるよう。


『卑屈にならなかった理由』


 どん底の生活をしておりますと、とかく人間は卑屈になりがちです。

 私もかつて、いやというほどどん底生活を味わいました。その日の食事にも事欠き、食うや食わずの生活をしたこともあります。

 そんな私が、卑屈にならずにすんだのは、志のおかげでした。つまり「理想の会社を創る」という使命感が、私を支えてくれました。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)