桜並木 水をくれSOS

昨夜の報道番組。沖縄に台風10号接近のレポートを、漁船の係留が慌ただしい港から中継した。

ウミンチュの言葉が輝いた「あの状況ですから、台風は本土に向かわなくて良かった」と。


10年以上前に防府市と山口市が豪雨災害にみまわれた。山口市平川の水道施設に濁流が入り、長期間の断水が山口市内の一部地域でおきた。ある住宅団地にはお客さまが四軒ある。

農園に1000リットルタンクがある。満水にして4軒まわれば給水所に行かなくてよいので「今夜、お水を運んできましょう」と言うと「私のところだけ特別は気が引けます」と最初に進言した奥さまがためらわれた。

その夜、20リットルタンクに弁天池の水を8個積んで4軒のお宅に届けた。


写真は、美祢市の長命水を汲みに行ったときのカエル。


昨夜から風が出てきた。今朝は空がおもくなっていたので少しの雨でも降れば助かると空をあおいだ。9時ごろ、いつもの夏空になった。

農園の桜並木が葉を黄色く落としながら暑さに喘いでいる。植樹のときユンボで川土手を掘ってわかったことは、グリ石で固めた土手に少しの土を敷いただけだった。

つまり、川土手に保水能力が少ない。毎年、夏場には軽トラの荷台に500リットルタンクを積んで、川の水をポンプで揚げる。1本の桜にバケツ2杯を散水する。他にも水を求める樹木がある。

午後1時から4時まで散水作業をやった。次回は水曜日の予定。


『掃除の範囲』


 会社周辺、約三キロメートル範囲の道路や公園を毎日掃除しています。ときには橋下の河川敷や道路下のフェンスで囲まれた資材置き場の中まで掃除をすることがあります。

「掃除をする広さと深さが、その人の人格に比例する」と言われたのは櫻沢如一先生です。できれば、掃除を通して自分と社員の人格も広げられればいいと思っております。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)