働けることは ありがたいこと

岡本拓也さんがFacebookに投稿された「元気になったばあさん」写真を無断転載。


今朝7時半ごろ岡本家に配達。廊下を歩む足音もしっかり、声もしっかりの「ばあさん」が登場。昨年の秋から体調をくずされて入退院を繰り返された。投薬の副作用か顔色が黒くなり浮腫が顕著になった。

本人も含めた誰もがその様子から「だいぶ悪い」と思った。私も弱っていった母の姿と重なった。


今朝、恐る恐る尋ねた「味噌は造るのかね」と。とたんに目が輝いた「あたりまえ!9月になったらやるよ!」昨年、体調を悪くしながら造った味噌は650キロ「お父さんが元気なころから地域100軒に届けた。拓也のお友だちにも配りはじめたから造る量が毎年増えた」けれども、この秋の味噌は少し量を減らそうと思うと元気に話された。


きょう月曜日は美祢市の山あいを配達している。在宅で介護されている高齢者や、自分の体力でできる農作業をされる高齢者がたくさんおられる。

草でもひいておいて。掃除でもやっておいて。食事の支度はやって。洗濯ぐらいはできるでしょう。

寝転んでテレビを見ている高齢者はみあたらない。腰がまがっても家事をしている。この風景が家族で生きるということかもわからない。


昨夜は外ネコとのスキンシップに成功。触ろうとする私の腕にネコパンチをくり出したが爪はひっこめた。ダニやノミそれと寄生虫もかかえていると思う。その投薬の準備はできている。今夜もスキンシップ作戦。


『カッコよいこと』


「カッコのよさは破滅につながる」

 三浦綾子記念文学館で目にしたこの言葉が、強く印象に残っております。

 たしかに、自分でカッコよいと思っていることはことごとく、他人から見たらカッコ悪いことばかりです。滅びへの道だと思います。一方、掃除は見た目に不恰好です。自分自身を飾りようがありません。だからこそ、周囲の方々から好感を持たれるのかもしれません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)