寝台特急(さくら)の思い出

JR 嵐山駅に「鉄道ミュージアム」が併設されて鉄道ファンで賑わっていた。真砂恵さんの次男(小1)は鉄道オタク。歴代新幹線や全国の電車の名称と特長を解説できる。当然このミュージアムと京都鉄道博物館を目あてについて来た。


私にとって懐かしい寝台特急「さくら」のエンブレムを見つけた。鹿児島駅始発で名古屋駅終着だった。自宅は夕方出て市内の居酒屋で夕食。宇部駅が10時ごろの乗車は名古屋駅のキップ。友人が「さくら」の最後尾車両はサウナになっており生ビールも飲めると教えてくれた。


寝台に荷物を投げ出してタオルを持って最後尾に向かった。車掌がおったので「風呂は混んでおるかね」と聞いた。車掌は「風呂!」と絶句した。友人のジョークを真に受けた「さくら号」に会えた。


8時前、美祢市のセブンでコーヒーを飲みながら新聞を読んでいたとき緊急地震速報アラームが鳴った。すぐにラジオをつけた。


きのう京都で見かけた多くの外国人観光客が困っているだろう。停止した車内のみなさんも体調もあって困る人もたくさんおられるだろう。とにかく神様に「みなさんが困りませんように」とかしわ手をうった。


配達を終えて農園に戻り太秦に電話をしたのは3時。学校は休校になり子供たちは無事に戻った。揺れたが教会や地域に被害はないと聞いて安心。


『人が動くとき』


 人に利用され尽くしたら、人が動いてくれるようになりました。

 自分を守ろうとすればするほど、人は動いてくれないものです。

 自分を投げ出したとき、初めて人が動いてくれるようになりました。

「私が私を捨てれば、そこにあなたがいる。あなたがあなたを捨てれば、そこに私がいる」 (山本紹之介)

 けだし名言だと思います

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)