西山さんのアジサイが咲いた

このアジサイは数年前、小野田市の西山さん夫妻が子供を連れてホタルを見に来たとき家内にプレゼントしてくれた。我流で手入れをして今年も咲いた。

独身時代、黄栄作さんが農園に連れて来たときは白のスーツで目付きも鋭かった彼が、穏やかな顔になりペンキ職人の作業服で来るようになった。

最近顔を見せないが、家族の幸せを背負って汗をながしていると思う。アジサイが彼の家族を思い出させた。


毎朝、部屋に掃除機をかけることが身に付いた。今朝はトイレもやろうと思った。私の独り暮らしだから日曜日にトイレ掃除はやって問題はない。今朝気がついたことは「汚れているからやるのか」という自問。

20年前、鍵山先生からお誘いをいただき参加したのは伊勢神宮のトイレ掃除。その1年ぐらい後に清水寺のトイレ掃除も「来られませんか」とお誘いを受けて参加をした。お伊勢さまも清水寺もピカピカのトイレだった。

汚れているのは便器(トイレ)ではなく私の横着や我が儘がはびこっている、私の心を磨くことを分からせようと参加を促されたことに気がついた。


私の便器と風呂を磨きあげて火曜日を気持ちよくスタートした。


今朝の鍵山先生語録。お掃除仲間と久住の温泉に行ったときスリッパが揃っていた。脱衣かごがグジャグジャではなかった。広島の掃除に参加したあとの交流会は大騒ぎ。終わったらテーブルを片づけて本当の終わり。


『社員旅行の心得』


 宿泊する旅館では、履いたスリッパをきちんと揃えます。

 宴会の時間が夜九時までと決められているときは、八時四十五分までにお開きとします。

 さらに、食器は従業員の方々が後片づけしやすいように一カ所にまとめておきます。使用した蒲団は自分たちで押し入れにしまい、シーツや浴衣はきちんとたたんで入口に出しておきます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)