農園から車で10分「くすくすの湯」6月7日の発信です。
昨夜、楽しみにしていた録画映画「ゼロ・ダーク・サーティ(160分)」を見た。アメリカ同時テロからオサマビンラディン殺害までの作品。前半はパキスタンの混沌とした市街地や容疑者拷問などが交錯したが、後半からはCIA の内部で殺害決定までの緊迫した場面は迫力満点だった。
3時に目が覚めたので昨夜の録画を2番組再生した。
達人達(たち)は、プロレスラー蝶野正洋✖jazzピアニスト大西順子。客を喜ばせてなんぼの世界を両人熱く語った。
なかでも大西が「プロレスに脚本はあるのか」の問いはマジ。一瞬、蝶野は言葉を選んだあと攻めるときもやられるときも真剣にやる。その身体をつくる。ファンから「やすむな!」の罵声が突き刺さる。
大西は大きくうなずいた。jazzもシナリオのない世界で表現する。最後まで噛み合わないステージもある。それはそれでお客は楽しむ。
蝶野の体格でピアノを弾いたら最高だろうと大西が羨ましそうに言う。演奏にはは身体の大きさや強さがいることがわかった。街の喧嘩で数々の伝説を残している蝶野に「奥さま(ドイツ人)があってよかったね」と大西が最後に言うと蝶野が「はい」とうつむいた。
SONGSは今井美樹。今回は多才な彼女の(歌手・モデル・妻と母)語りが好印象だった。
午前は山口市内から戻り3時間の草刈り。しっかり汗をかいた。午後から藤野先生 数楽の会。先日の番組で見た「伊能忠敬」と鍵山先生が重なった。伊能忠敬は貸した硯と墨。墨が斜めにちびたことを相手に諭した「たかが墨ではあるが、この斜めはすべてにつうじるから気をつけたほうがよい」と。
『流されない生き方』
どんなに立派な生き方をしていても、予期せぬ災難とか苦難に遭遇するのが人生です。
そんなとき、普通の人は「私は誰にも迷惑をかけたことがないのに、どうして私だけがこんな目に遭うのだろう。不公平だ」と考えるものです。
こういうときこそ、自分を見失うことなく、周囲に流されない生き方を通すことがもっとも大切です。
(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)