手を抜くと 手がかかる

山口市 ニュースタイル美容室の糸賀社長から写真投稿。いつもキャプションがない。けれども添え書き無しでも伝わる。


きょうの鍵山語録「掃除のコツ」

4月から毎月1回以上のペースで10月末まで3000坪の農園と隣接の耕作放棄地、くわえて川土手などの草刈りをする。体重が数キロ、この草刈り時期にはおちる。


早く済ませようと大まかな草刈りをすると、すぐにもとの草むらに戻る。つまり、丁寧に草刈りをしたほうが結果的に草刈り回数が減る。それを体得しているので「掃除のコツ」がよく理解できた。


16日、母の3年祭を金光教太秦教会でお仕えいただく。毎日、母のことをつとめて思い出すことにしている。母と私の母子家庭は経済的に苦しかったと思う。山大工学部の用務員だから国家公務員という身分ではあったが、当時は「公務員だけにはならんほうがよい」と薄給を世間は言っていた。

高校のとき寺の前に「西野書店」があり、原付バイクの免許を学校に内緒で取得して、週の半分ぐらい本の配達と集金をした。春・夏と冬の休みは「三輪運輸」にセメント運びのバイトに通った。配達やセメントのアルバイトのお金は母に渡して、そのなかから小遣いをもらった。


母の妹が兵庫県一の宮町で松下電器の下請け工場の部長をしており、私が知らないところで高校卒業後に就職話が整っていた。天祐寮で寮生活を経験した。


とにかく生きていくことが精一杯の母のもとで、私は生きていく力を養ってもらった。母にたくさんのお礼をする3年祭にしたいと思っている


『掃除のコツ』


 掃除のコツは、範囲を限定して徹底することです。

 たとえば、Pタイルを一日一枚だけとか、あるいは廊下を一メートルずつというように一部分ずつ区切ってやることです。そうしますと、汚いところときれいなところがはっきりするので、後がやりやすくなります。一遍にやろうとしてもできるものではありません。やってもすぐ元に戻ってしまうだけです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)