方言大好き人間です

美祢市の山あい、老夫婦がお住まいの庭先に田植えの準備でトラクターが今年も登場した。オペーレーターは当年84歳のじいちゃん。

持病があれこれ増えて、毎食後に服用する薬の数は増えるばかりらしいが今年も米をつくる。このトラクターは数年前に350万円で購入された。


昔は田畑の耕作用に牛が2頭飼っておったが、その世話を毎日せんにゃならん。牛が歳をとると博労さんが子牛を連れてきて交換する。その子牛が一人前に働けるよう仕込むことも大変じゃった。

それを思えばトラクターのほうが世話がない。


明日の土曜日は萩市などを配達する。加奈ちゃんパン教室の生徒さんで阿武町在住の方が農園たまごのファン。阿武町まで配達が困難なので出た答えは、萩市役所近くのお嬢さんお住まいのガレージにクーラーボックスを置いて、そこに朝7時ごろ20個入れておくルール。

彼女から電話があり「明日は70個届けてください。でもクーラーに入るろーか」と。

方言大好き人間の私は「ろーか」に反応した。「ろーか」は「だろうか」の石見弁。彼女の地域は島根県日原や益田と隣接しているので方言文化がミックスしているのだろう。方言談義で楽しかった。


市町村議会会議録の調整を20年やった。九州全県下と山口県、島根県が営業範囲。薩摩弁、肥後弁、球磨弁、長崎弁、大分弁、宮崎弁、博多弁に出雲弁など、その地域に営業に行くと方言に苦労した。あるとき球磨郡佐良村で道に迷った。やっと発見した村人に道を尋ねたら何を話しているのかサッパリ理解できなかったことがある。

各地を営業で歩いた私の耳は自慢できる。


山口市内でご注文いただいたカステラとマドレーヌを配達した。先を急がない配達だったので会話をはずませた。

お中元にカステラを使いたいと言われる方が多くなった。ウニ姫様(下関市のやまみうに)の「雲丹醤油」もご紹介してみたい。

6月にカステラ マドレーヌに雲丹醤油をご案内したい。