草刈りシーズンズ到来

3時から動き始めて6時に農園を出発。

おもに新下関周辺の配達をすませて長府の洋菓子店レサンクに立ち寄り。昨年から取り組んできたカステラ「南蛮だより」と「南蛮まどれーぬ」の初回分を受けとり、2回目の製造用たまごを届けた。

アイデアをカタチにすることが私は楽しい。けれども必ず途中、何度か「やめようか」と思う壁に突き当たる。今回はチラシのデザインと印刷代。くわえて「南蛮だより」という箱に貼るシールの印刷。合計で数万円のコストではあるが、その数万円が壁になった。

レサンクに材料を納品する業者の方が「僕でよければ」とパンフレットのデザインと印刷をボランティアで助けてくれた。


きのうラジオで2万食ぐらいのラーメンを食べたという、ラーメン評論家が話していた。

「失敗しないラーメン店の見分け方がありますか」の問いに「あります」。

初めてのお店にクチコミやノレンの汚れ具合で判断すると後悔することがある。後悔しないためには、お店の横で10分ぐらい立って、食べ終わって出てくる客の顔を観察すればよい。旨いラーメンを食べた顔は必ずわかる。もっと的確にわかるのはカップル。店を出て「美味しかったね」と言うか、言わないかはあるにしても表情で見てとれるらしい。


前の仕事は出張で九州の全地域をあるいていた。宮崎県には年間で50泊したこともある。連泊になると居酒屋から足をのばすこともあった。ビルのどのお店がよいのか(美人でなくても、若くなくても会話がはずむ店が好み)わからない。ビルの入り口に立ってオシボリや酒を配達するお兄ちゃんがきたら、少しの心づけを渡して「僕なら」という店の名前を聞いたこともあった。

店は選ばなくてはならない。食べなおし・飲みなおしはできない。


昼ごはんを済ませて草刈り。今年の初陣ハンマーナイフで3時間、隣接の耕作放棄地を刈った。今年はじめての大汗をかいた。これから晩秋まで、草刈りで2キロぐらい体重がおちる。