ペットが地域で認められるには

7時半。長府「乃木さん通りアーケード」のお店2軒に配達。アーケードの柱に張り紙があった。

柱の根本は犬の小便で異臭を放ち錆びて朽ち果てていた。アーケードゆえに天候に左右されない犬の散歩コースらしく、大型犬から小型犬たちが愉しそうに歩いている。愛犬家の一人として深く考えさせらた。


大便を放置する愛犬家は少ないと思うが小便は「どうする」たまにペットボトルに水を入れて流している人を見受けることもある。

ここはアーケードだから雨で洗い流されることがない。歩道に臭いがこびりつき鉄の柱は朽ち果てる。考えてみるとアーケードと地下街に大きな差はない。つまり地下街で犬の散歩は禁止だろうから、せめてアーケードを愛犬の散歩に使うことはやめるのがよいと思う。私ならそうする。


安岡ではネコ問題。住宅地に野良ネコが住み着き繁殖を重ねているとお客さまが嘆かれた。庭の菜園が汚されて食べることができない。近所の一軒がコッソリ餌を与えている。市に捕獲を頼んだが犬はその対象になるがネコの捕獲はやらないと返事。捕まえて処分施設に持ってくれば処分はする。

自宅の周囲にはさまざまな対策が施されていたが効果はない。あらたに入浴剤が効くと聞いてたくさんの皿にオレンジ色の液体が入っていた。


配達を済ませて、長府「あけぼの珈琲店」でスペシャルオリンピックス下関の理事の方と話し合いをもった。農園のたまごの売り上げでスペシャルオリンピックスを資金面で応援する「スベシャル エッグ」がテーマ。

以前にもこの企画は動いていた。多くの個人や「浪花」さんなど飲食店も協賛くださった。年間で多額の協力金を納めていたが会計報告や会の運営報告が全くなく、要求しても届かなかった。ファミリー(アスリートの親)がスベシャルエッグに協賛されることもなかった。


2月、関係者と懇談したとき運営費が悩みだと知った。いま松村御大がスベシャルオリンピックスの山口県代表に就いておられる。この企画をすすめる適任者を紹介してくださいとお願いしていた。

その方との珈琲店。ファミリーがこの企画に賛同して立ち上がることを促した。誰かがやってくれるという体質では組織は続かない。下駄を預けて終わった。