愛は地球を救うのか

霜がおりていたが、天気予報を信じて薄着で7時に農園を出た。それで正解の山口市20度ちかくになった。春の空を背景に凛とたたずむ五重の塔。


世界中を歩きまわる牧さんの役にたてばと、彼が訪れたいと話した国や訪れた国の旅番組があれば録画して、国内住所が転々とかわる彼に「送るから住所を知らせてくれ」と確かめて郵送している。

アンダルシアとキューバを狙っているので、先日アンダルシアとアイスランドの旅番組を送った。そのとき「次はキューバとハバナの番組を送るから」と添えていた。

録画をするDVD と郵送用のクッション封筒「CD サイズ」をきのう買い求め、農園に戻ってキューバ・ハバナの番組のコピーをはじめた。50年前のアメ車が威風堂々走るキューバ。コーヒーが日本円で4円など面白い。なかでも老人と海の舞台になった砂浜のヘミングウェイ銅像など私も行きたいと思った。

そこにメール着信。キューバを貰いに農園に立ち寄ります。7時ごろになりますと牧さんメール。6時過ぎに彼が着いた。九州から大阪までの移動で退屈しのぎにキューバを見ながら走るらしい。数分の会話で農園をあとにした。彼との付き合いに想定外はない。


きのう日記で話題にした紛争交渉人の伊勢崎さんが言い放った「愛が戦争・紛争をおこす」の言葉をを考えている。番組で彼がもうひとつ言った「交渉に日本人は信頼されます」そのふたつのキーワードから読みとれる、私の解釈は「宗教」と思えてきた。他宗を排除しない国民性が知られているのかもわからない。

彼から言わせると「愛は地球を救わない」になるのかもわからない。何度も番組を観て学びたい。