ショップ井上 営業の幕をおろす

昨夜8時ごろ外の仕事をして作業場に入るとき、近くの鶏舎の窓枠に潜んでいるネコの目がヘッドライトに光った。こうして下を走るネズミを捕っている。おかげで私の部屋の天井裏を走るネズミは居なくなった。

「おい!」と名前を呼ぶと小走りで来た。ネコ缶を容器に入れてご馳走した。


地域の百貨店「ショップ井上」が今月で営業の幕をおろすと貼り紙があったと家内が教えてくれた。

先日のブログに書いたが、始発のバスを待つご老人と中年の婦人(家族?)を見かける。この地域には病院がないから、宇部市内の病院に通うには2回乗り換えする。地域の集落でも山の上を経由するバス便なら時間がかかる。


タクシーはとおの昔に廃業した。今度は食料品・酒にタバコ・金物・事務用品・聞けば手品のように品物が出てくる井上商店が廃業されると運転できない老人の生活は困る。


JR 山陽本線「厚東駅」の近くに 厚東タクシーがあるが、ここも来月25日に幕をおろす。今のドライバーは社長(83歳)と奥さん(77歳)の二人が営んでいた。


3年前に亡くなった母が弱ってきた時期に「舟木タクシー」に問い合わせた。もしもの時、吉部郵便局まで出るから深夜でも来てくれるかね。返事はノーだった。

危篤の一報を受けた夜、午前1時前だったが前日にガッツ体操教室のお祝いがあり、ほどほどに酔った私を家内が迎えにきて農園に泊まった。寝る前に家内はビールを飲んだ。

深夜の着信で飛び起きて服を着た。厳密にいうと家内は酒気帯びかもわからないが「飛ばせ」と家内に言った。


私が毎月通う女医さん。この病院も週に1日、それも半日だけ診療していた。その診療所が撤退したのでカルテのある女医さん病院に通っている。


生活のインフラが途絶えていく地域を限界集落という。