待望の雨がふる

アイスランドをレンタカーで旅をしている牧さんから数枚の写真が届いた。首都のレイキャビクから移動中に燃料が少なくなり、氷点下12度のなかを40数キロ引き返すことになったらしい。地元の人は80キロ~100キロちかいスピードで凍てついた道路を走っていると驚いていた。


長い寒波がゆるみ今朝は久しぶりにプラスの気温。昨夜からの小雨はとくに嬉しい。

先日、台所の温水と冷水をひとつの蛇口で使うこれまでのものを、見た目はよくないが別々にして2つの蛇口を取り付けた。水道管が凍結して割れることを防ぐには排水をする。合併の蛇口は真ん中で出せばよい理屈になるが、真ん中の場所が曖昧。氷点下5度ぐらいが長い時間続く夜は温水器で熱湯を出して管をあたためてから水をチョロチョロ出すことを、夜中に何度もやって朝をむかえていた。

蛇口が2つになったので正確な排水ができるようになり快眠になった。


ところが降雨が少なく井戸の水位が最下位になった。農園の井戸はコンクリートのふたに穴を開けて細長いエンビの菅を立てている。水面には発泡スチロールでフロートをつくり菅を支えている。つまり水位は突き出た菅の目盛りをみればわかる仕組みにした。


寒波が居座り昼間でも氷点下のためずっと排水を続けた。それは台所だけではなく風呂、トイレなど。最大の排水は5000羽の鶏舎10数棟。くわえて鶏は昼間に水を飲む。

対策は、川原にエンジンの汲み上げポンプを据えてホースをジョイントして井戸の周囲に散水する。

夕方はポンプもホースも作業場になおさなければならない。以前、面倒でポンプを川原に放置して朝をむかえたら、内部の水が凍り膨張してエンジンが割れていた。ホースも放置したら中の水が凍る。


井戸水を優先して風呂に入らない夜も今年は何度かあった。また寒波が来る予報になったが、井戸の水位があれば困ることはない。まさにライフライン。