寒波はホンモノかも

天気予報は積雪の寒波だったが、今朝の農園に雪はなく氷点下3度の普通の朝をむかえた。

峠を往復して配達する岡本さんのお宅はきのう済ませてもらったので、なんとなく無理を申し上げて心苦しい。


大谷山荘もきのう配達したので、手前の地名でいうと於福という場所が最初の配達。農園を出て数キロ走ると路面が薄い雪になり、十文字交差点ではスリップ事故もおきていた。於福が近くなると吹雪と積雪で慎重に低速走行。大谷山荘に向かう道路はスリップ事故で通行止めの大渋滞。


ところが美祢市まで走ると路面に雪はなかった。コンビニのコーヒーでひといきついた。

写真は、於福から美祢市に向かうとき撮った。


猟をされるお宅。主人が冷凍庫からなにやら床に出して数を数えていた。駆除で倒した鹿の尾を冷凍していたのは、一頭につき9000円が役所からもらえると説明された。100頭以上の尾があるらしい。地域の仲間達で捕った。これだけの数を間引いても山林や田畑の被害は増え続ける。猟師さんは高齢になりこれから先の農業や林業経営は困難になるだろうと話された。


腸にたくさんのポリープが見つかり、これから入院される老夫婦のお宅に行った。85歳のじいちゃんが不機嫌「若い看護婦がワシを年寄り扱いするんじゃ」どこから見ても年寄りではあるが、田畑の石垣を治しながら昨年も農機具を購入された。そこらの若いものよりよほどしっかりした身体をもっている。要は看護婦ではなくポリープ入院がじいちゃんを不安にさせている。ポリープぐらい取ればええんじゃからと話し相手も私の仕事。


ばあちゃんと息子(60歳過ぎ?)の二人暮らし。息子は事情があるのか働いてはいない「これから晋作の湯に行く」と親孝行。


テニスが生き甲斐のお婆ちゃん。きょうは吹雪でご自宅におられた。ここではテニス談義のお相手。


たくさんの人と言葉をかわしながら月曜日を終えた。