充実した金曜日

「工事中」からダウンロードできる「阿弥陀寺町の幽霊」作者 逢坂かのを(本名 藤中和岳)さんと長府「あけぼの珈琲」で待ち合わせた。

重枝さんの献身的な支援をいただき逢坂さんの作品が世に出る準備までこぎ着けた。すでに囲炉裏の関係者から「とてもおもしろかった」「誤字や脱字があるが、ストーリーはワクワクした」など感想が届いている。


きょうお会いした目的は「工事」をいつどのように完成させるのかというテーマ。つまり中身の充実を話し合った。彼が書きためた短編小説は真面目から不真面目までたくさんある。どれも面白い。くわえて彼には絵もあるし俳句もあるように思う。それらを掲載できる見通しと文章の句読点や表記の推敲をどうすすめるかなどを愉しく話し合った。彼は私と同じ昭和26年のウサギ年。


宇部に戻り、中学の同級生(女性)が営むアレグラ美容室に立ち寄りお互いに黄昏た話題で寂しくわらった。美容室に車をとめて井筒屋で買い物を済ませて菊川画廊。聞きたかったのは、例えば地域の文芸発表会場で「撮影はごください」と職員に嗜められたり、松村御大の作品が下関市美術館に掲げられたので撮りに行くと「ご遠慮ください」と言われたので、そのときは「私は身内ですが撮れませんか」と言うと「どうぞ」になった。

海外美術館では撮影はゆるやからしい。


菊川さんが明解に答えてくださったが、この場ではその一部だけを言うと。例えば彫刻など絵ハガキで売れるが撮られたら売れない。

なるぼど!山口県立美術館の催しを鑑賞に行くと、展示作品の本やハガキが出口で販売されている。


持寺温泉でさっぱりして農園に戻った。