年に一度の旅に出ました 初日

一年に一度の「旅」に出ました。


「田川市石炭・歴史博物館」は、世界記憶遺産に認められた 炭鉱記録図 山本作兵衛コレクションが展示されている。ぜひ実物を観たいと念願していた。それが実現した。

真っ暗な地下の採炭現場は、危険と隣り合わせの過酷な仕事場。そこで働いた者にしか出せない力を感じた。もし写真だったらこれほどの説得力ができただろうかと思えた。


石炭産業の展示は、日本の近代を支えた黄金時代をよく理解させる内容だった。


飯塚市の「炭鉱(やま)はなくても嘉穂劇場」も期待どおり、炭鉱全盛期に、明日の命がわからない男や女が芝居を楽しんだ名残があった。回り舞台の下、奈落も見学できてよかった。

きょうの写真・ブロマイドのなかに大好きな田畑義夫があった。


柳川川下り。肌寒い一時間の観光だったが、サービス精神満点の船頭さんが、客と会話しながら国籍を理解して、英語・韓国語・中国語に日本語を流暢に使い分けて、ご当地の歌も数々披露され多国籍の船の仲間は楽しい時間を過ごした。


明日は、長崎市を観光バスでめぐります。