朝は0度まで冷えた

このネコ。美祢市のあるお宅に居着いている。勿論、外ネコ。舌が常に出ており、そのせいか声を出すことができないらしい。毛艶は悪く痩せている。家の方がフードを買ってこられて器に入れておられる。

この舌で、どうやって母ネコの乳房で育ったのかと思うと「生きる」という強い力を感じる。


農園の外ネコ、私との距離がだいぶ近くなった。触れるようになったらダニ・ノミの駆除(フロントライン)と虫下剤は購入している。今朝は0度まで冷えたが、犬小屋にしっかり古着を入れている中で暮らしている。


ラジオ番組でヤギの業界事情があった。解説は鹿児島大学畜産の先生だった。興味深く聴いた。

ヤギ・ヒツジ・ウシなど反芻動物は胃袋が4つあり、最初の袋で食べたものを発酵させる。それにより体温があがる。毛が多くて長いヒツジは沖縄は暑すぎて飼えないが、毛の短いヤギは沖縄でも飼育できる。

鳴き声でヤギかヒツジかの見きわめは難しいが、尾が立っているのはヤギ。垂れているのはヒツジ。

ヤギの草刈り能力が認められて家畜市場では10万円ぐらいするらしい。


給油所でパート勤務のご年配は乳牛をたくさん飼育されている。そのヤギの胃袋を話題にして、ウシの飼育について疑問を投げかけた。

糞尿が足元にいっぱいの牛舎を知っている。電気柵を巡らして広い草むらで飼育されているウシも知っている。そのちがいを聞いた。

ウシは、その胃袋の発酵熱で雨でも雪でも食べておれば体温は維持できる。狭い牛舎で不衛生に飼育すると、糞尿のうえに体を落とすことで体温が奪われ病気がおきる。


牛乳業界は、山口県では大きくふたつのブランドにわけられ、各酪農家から集められた牛乳はブレンドされる。それでは酪農の品質意欲は削がれるでしょうと聞いたら。

すべて品質検査があり等級にわけられる。つまり、よい品質を生産すると利益もついてくる仕組みになっている。

業界事情を掘りさげると面白い。


きのうからラジオで国会中継を聞いている。面白くないから聞くのをやめた。

与党の質問時間が多くなった。総理施政方針演説についての質疑に与党が国会の場で長々とお手盛り質疑をする。総理は野党の質疑矢面に立ってこそではなかろうか。論戦に至らない国会は国家として疑問を感じた。私は消去法で自民党に投じているが。