萩市 長門市は荒天だった

月はじめの土曜日は、長門市野波瀬 極楽寺の掲示伝導が替わっている。今月の内容を楽しみに車を走らせた。


昨夜のテレビ番組 ドキュメント72時間「スペイン・カナリア諸島 マグロ漁師の短いバカンス」2時に起きたので録画再生(30分番組)した。

釜石や清水港を出航したマグロ船は、約1年戻らずモーリタニアやモロッコなど大西洋の漁場で操業する男の世界。給水や食糧の補給、船のメンテナスに給油で最寄りの港に入る。今回はスペインのラス・パルマス港に立ち寄り、番組が取材した。停泊は3日。


港を出ると船内ですべてのことが営まれる。操業中の事故による怪我や病気は外科的なことも含めて済ませる。メカニックもなんとかする。大西洋は荒波が多く6メートルぐらいはよくある。最高は15メートル(4階のビルぐらい)の荒波にもまれたこともあったらしい。


寄港するとすぐにスマホのシムカードを買う。そして洋上ではできない家族や恋人とテレビで会話をする。街ではあらゆる楽しみが満たされる。遊び疲れに飲み疲れになるので3日で丁度よいらしい。


四国の児童養護施設を出て船員になった笑顔の可愛い男の子。船長がそのいきさつを話した。男の子は18歳になると施設を出なければならない。けれども自宅も家族もないので乗組員の募集でやってきた。まだ使い物にならないが育ててやる。

男の子は、ボクは辛いといつも逃げる。船に乗れば逃げ場所がないから強くなると思った。人から「おまえは笑顔がいい」とよく言われるから、いつも笑顔で働いている。


ごまかしの効かない狭い世界で生活する男たちの笑顔が最高だった。


神戸の避難所で一緒にボランティアした牧さん。彼も若いときマグロ船で働いたことがある。毎日、3食マグロを食べさせられた話を思い出した。昨夜メールでDVD を送ると伝えておいた。