昨夜は えかった!

岡本拓也さんのお母さんと夕食の会。ご自宅での治療に元気に専念されますようにと万歳三唱を終えた一枚。


お母さんが人生のなかで「これほど笑ったことはない」と言わせることを目標に計画を練り準備をすすめた。

防府市大道の奇祭「お笑い講」神事は、榊をかざして大声で笑う姿を競いあう。あれをメインにやろうと決めた。


愛用のコートを後ろ前に着て装束。冠は吉部八幡宮から本物。笏(しゃく)は御飯のしゃもじ。天津祝詞のさわりを奏上して、口から出任せ祝詞をうやうやしくやり、お笑い講の簡単な説明をしてから私が模範演技を大声でやった。このとき場の空気がしらけたら最悪ムードになる。

ワーッハハハ?ワーッハハハ!ワーッハハハ!と頭の血管がぶちキレるぐらいやりながら、みなさんの顔色をチェックした。一回目は全員 目が点になっていた。二回目は数人が笑った。三回目は大爆笑になりホッとした。

全員が榊を振り上げて三回のワーッハハハ!その採点はお母さん。私の耳元に「私もやりたい」と笑いのフィナーレを飾った。採点は、全員「5」の満点だった。


仕出屋は地元の「柳屋」予算2千円で刺身を付けて、アラもつけて、配達の車に私を乗せて岡本家に走ることを頼んだ。鯛のアラ汁を順子奥さまがつくろうとするとき宅配便が来た。岡本家のご長男が静岡県の松茸を偶然届けてくれた。下関の浪花 荒川大将がかおり豊かにお吸い物にしてくださった。


私は、母とわかれて2年が過ぎた。今思い返すと、口やかましいと思っていたが、そのやかましさは全部が「母心」だった。岡本のお母さんが部屋の暖房を入れた「刺身があるから」と制した。次はグラスのコースターを、もっと上等を使えと指図。いろいろな会話を交わしながら、母親はどこも同じだと感じた「やかましさ」に会えなくなったら寂しい。


藤野先生に便乗させてもらって農園。

家内が収支をしてくれて1853円の残金と言う。誰に会計報告するのかわからない。この残金は数楽の会に繰入てもらう。


農園のネコ。家内の車ガレージに住み着いており、車の屋根やボンネットを歩いている。それを防ぐ方法をご存じの方は教えてください。