駄菓子屋の思い出

先週、岡本拓也さんとお会いしたとき写真の作品を見た。駄菓子屋のリトグラフ。胸がつまるようだった。岡本さんとフェイスブックで「友達」の藤中さんに以下のようなお便りを出した。


中学に近い場所にその駄菓子屋はあった。ばあちゃんが店番をしていた。横綱という計り売りの菓子を少し注文して、ばあちゃんが計っているとき他の菓子をポケットに入れた。何度かそれをやった。

けれども、私が立ち寄るとばあちゃんが笑顔で迎えてくれる。その笑顔で私はできなくなった。もうお店もばあちゃんも無いから謝ることはかなわない。

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作家の藤中さん。フェイスブックに載せられる文章がとても洗練されている。いろいろなキャリアを積んでこられている。私と同じ歳で92歳のお母さんの面倒をみながら作家志望。ダンディーなお顔は次回に公開。


作品の感想を届けた直後に「差し上げましょう」と返信が届き、きょう長府の喫茶店でほかの作品と一緒に頂戴した。店の奥からばあちゃんの笑顔が出てきそう。


喫茶店の近くに100均一店があり、日曜日に催す「岡本のお母さんと食事をする会」で仮装する宴会グッズを揃えた。農園近くの仕出屋さんに弁当代の支払いも済ませた。


今朝5時。腹を空かせたのら猫がニャーニャーと鳴く声が聞こえた。懐中電灯をつけて餌を持って行くとすぐに食べはじめた。雄か雌かわからないが名前で呼んでやろうと思った。


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