イノシシ大暴れ

昨夜、イノシシが荒らした田んぼ。電気柵を設置していても被害にあう。おそらく飛び越える知恵を身につけたイノシシだろう。今夜も荒らされるかもわからないと農家の老夫婦は困っておられた。隣接にも稲穂が育った夫婦の田んぼがある。

稲作のために農機具を購入してその返済。肥料代もJAの通帳から引き落とされる。差し引きを計算すれば米の生産はやめたいが、農機具のローンがまだ残っている。しかし、いまの農地法では農地を簡単に売ることはできない。


(農地を買う人は、農家でなくては買えない。私が農園をはじめるとき農地法が立ちはだかった。7反「2100坪」を買わないと農家になることはできない) 抜本的に農業政策から変えないと食料需給はバランスを失う。


月曜日のお客さま、美祢市と厚狭のおばあさんが入院されていたが、2軒ともきょうから配達が再開した。お祝いの言葉をかけた。さまざまに老いをむかえられる現場に立ち会い、これから遠くない私のこととして不安もわいてくる。

けれども、元気に働ける毎日に目をむけて、感謝しながら生きていこうと思い返した。