日野コンテッサ クーペ

毎日新聞「日曜くらぶ」に横山 剣さんが載っていた。写真の横山剣さん、の右側にピンクの欄がある。そこには、四角いピザ・クルマ・キーボードと、三つのキーワードが並んでいる。1960年生まれ、歌手・作曲家の肩書きの人物を、三つのキーワードにわけた。

⬛四角いピザは「横浜の本牧で育ちました」⬛クルマは「クルマへの憧れも」⬛キーボードは「十数年間、作曲に使っている」が書き出し。


たったこれだけの文字数で、横山剣さんをご存じない人にざっくり伝えることができる。聞き手の文字の「技」はプロ。


以前、ある会合で40分話をしてほしいと依頼があり引き受けた。当日、開会の前に進行役から「スミマセン_(._.)_都合で半分の20分で終えてください」と耳打ちされた。頭が真っ白になった。

用意したシナリオは捨てた。壇上ではじめに、話したかった結論「この話をします」と宣言した。枝葉の話題をする時間はなかった。それがあとから考えると良かった。


剣さんは、いすゞベレット1600GTにしびれた。私は当時、日野コンテッサ クーペにしびれた。とおい昭和の記憶がよみがえった。


6時に下関配達に出るとき、風呂セットを助手席に乗せた。帰り道、農園近くの温泉に立ち寄り湯。サウナで汗をだして、マッサージ器で全身ゴロゴロして、休憩所で昼寝をする計画だった。

最後のゴロゴロ場面は、大イビキの男としゃべるおばさんが計画断念に至らせた。