たまご の味は?総理

夏空にそびえる防府市 右田ケ岳をAさんから投稿いただきました。頂上に大内氏の右田ケ城天守があった。標高を調べたら426メートル。

先日、フルーツ コーンを買わせてもらった加奈ちゃんの仲間でたまごのお客さま。むつみ村にお住まいなので、連日の萩市方面の猛暑見舞いメールを出したら「自宅は、標高400メートルで朝夕は寒いぐらいです」と返信。

右田ケ岳の写真をながめて「寒いぐらい」を理解できた。


今朝、6時に農園を出て萩市に向かう道中。夜のうちに車と衝突したタヌキ・キツネ・テンにイノシシ。小動物はカメにカエルなど、わずか40分走るだけで無残な姿がたくさん目にとまる。

解剖学者の養老孟司先生。車が生態系を壊していると言われる。とくに夜間は無数の虫を殺しながら、人は快適に移動している。せめての思いでカメが路上で動いていると捕まえて川か池に放すようにしている。手と車内が臭くなるが。


「最後の講義」がEテレで2度あった。ランディ・ハウシュ教授と石黒 浩先生。どちらも録画。

石黒先生はロボット製作について語られた。パラリンピックで理解できるように、生身の肉体が人間の条件ではない。1000年後の地球上で生存するために、人は無機物にならないと地球の環境変動にたえることはできない。つまり人はロボットになる。

そしてロボットをつくることは、人間を知ることからはじまる。


石黒先生の講演依頼が海外からあると「僕が行きましょうかロボットを行かせましょうか」と聞くと、ほぼロボットに依頼がくるらしい。外見も声も本人と同じモノが完成している。講演後の質疑応答もロボットが人工知能で答えるが、場合によっては先生本人がネットで、0.2秒のタイムラグで答えることもある。

もう、そのような時代が到来していることを知った。


朝8時半。大谷山荘は黒服の男たちが目を光らせていた。総理夫妻が別邸に泊まられており、これから墓参りにたたれる場面だった。農園のたまごを食べていただいたのか。