もうひとつの 掃除に学ぶ会

今朝7時の萩市菊ケ浜海水浴場。

すぐ近くの浜崎 泉福寺にも配達をしている。堀内を配達して玉江から長門市に向かう。浜崎は古い街並み・菊ケ浜から日本海・土塀の堀内・川と海と松の玉江。世界遺産指定の場所はひとつも無いけれど、私は大好きな萩の風景。


今朝は防府市の3校を会場に「掃除に学ぶ会」が催された。私は参加を悩んだあげく欠席した。

萩市に向かう準備をしていた5時過ぎ、ライトを点けて正志が着いた。すぐに川土手の草刈りをはじめた。私が掃除に参加をしたら彼が萩市の配達をする。私が「掃除だから行かせてくれ」と頼めば「わかりました」言う。けれども正志に掃除を伝えるには、掃除を理由に無理をさせてはならないとはじめての心境になった。

昼前に戻り農園の橋を渡るとき、川土手の全部がきれいに刈られていた。刈り終えた後の満足感を味わったと思う。彼の「掃除に学ぶ会」。


朝、上田さんから岩国市の磯野恭子(やすこ)さんの訃報が届いた。20数年前、当時はKRY放送局で取締役だったが、番組制作もされていた。私が郷土の長生炭鉱で昭和17年に起きた海底炭鉱事故を調べていることを磯野さんのアンテナがキャッチした。慰霊。語り継ぐという二つで意気投合した。ついに「海鳴りの歌」というドキュメンタリー番組を制作された。亡くなった坑夫の遺族と対面に韓国にカメラを伴い行かれたこともあった。作品はいろいろ授賞した。

講演依頼が各地からあり、たまに運転手もした。退職後は、岩国市教育長に就かれ活躍された。享年83歳。私を育てて下さった恩人。