下関市~湯免温泉

フェイスブックに致知を紹介された方がいた。

山本一力という作家を知ったのは、ファンだった児玉清さんが評した「江戸で遊んで戻ってきた作家がいる」それが山本一力さんだった。たくさんの作品が書店に並ぶなか「まとい(纏い)大名」文庫本を一冊買い求めた。

江戸の火消しは水ではなく壊して鎮火する。火消しの大男たちが木槌を持って走りだすと何様でも道をあける。風下で、まだ燃えていない家の屋根に纏いがあがり「ここまで壊せ」と振る。火事場の喧騒が小さな文庫本から飛び出した。以来、山本一力さんのファンになった「くじら組」「菜種晴れ」「司牡丹」など特に心にのこっている。


2年前、県セミナーパークで一力さんの講演が催されたとき念願のチケットが手にはいり聴講できた。数々の職業や海外生活は「喰うためだった」と当時の苦労を話された。致知を読みたい。


下関市の配達を済ませ、美祢市の「ばんたい」さん宅に絵手紙を撮りに行った。於福の道の駅で温泉を楽しむ予定で、着替え・タオルに軽石などを持っていた。於福まで走ったら定休の看板が出ていた。

中国山地を越えて日本海側の長門市湯免温泉まで、片道20キロ走った。湯免ふれあいセンターは清潔。そして職員さんの応対が気持ちよい。予想した気持ちのよい立ち寄り湯を楽しめた。


「ばんたい」さん作品は来週のホーム画面掲載予定です。