梅雨の雨になった

玄関ドアの上でツバメが子育てをはじめた。気になるのは床に落ちる糞。きょう配達に行ったら見事に解決されていた。奥さまに聞いた。ツバメ愛護団体がネットで糞を受ける型紙を出していた。それを無料でダウンロードして組み立てたと話された。糞に困り巣を拒否しないアイデアと思った。


本土復帰直後から沖縄に遺骨収集奉仕に通った。糸満市摩文仁の山野にはたくさんのご遺骨があった。

きのうは摩文仁平和祈念公園で慰霊祭がつかえられた。東アジアの情勢が不透明ななかでアメリカ軍基地にさまざまな世論がある。

22日、朝の「視点・論点」は津田大介さんだった。国内のアメリカ軍基地の70パーセントが沖縄県にある。その基地を全国都道府県で平等に受け入れるべき。という内容だった。


「シェア」という言葉をよく耳にする。果たして基地もシェアできるのだろうかと思いながら聞いた。もちろん、戦後の沖縄県が基地問題と向き合っていることも理解している。


けれども、例えば輸送機オスプレイと海兵隊が別の場所だとしたら、互いの能力はまったくいかせない。兵站とよばれる機能は、物質の配給や整備さらに兵員の衛生面に施設の構築などをいう。この兵站からすれば基地機能は集約されたほうがよいだろう。


沖縄県にとっては過重な負担になるが、基地機能から考えると基地の全国シェアはできるのだろうかと疑問を感じた。いずれにしても、軍事で平和にはならない。


いよいよ梅雨本番の雨になった。