明日は母命日

2年前、96歳でお国替えした母の90歳の写真。

「話がしたいから農園に泊めてくれ」と初めて農園に泊まった夜。

話の内容は自身の葬儀のこと。お付き合いもないから、家族葬でよい。葬儀はわたしの長女がご用をしている金光教太秦教会の先生にお願いすること。おおまかに、この二つを頼まれた。話終えて安堵したようすだった。


しばらくして、葬儀社を農園よんで母が希望する祭壇や棺などを決めてプラン表にした。葬儀社に最後を伝える連絡先も聞いた。それからしばらくして、自宅で生活が難しくなり施設と病院を行き来した。


母にすれば、葬儀を話題にすることはタブーではなかった。葬儀のあと遺品整理に部屋に家内が入ったが、施設に入る前に、認知症がはじまる前に整理を終えていた様子だった。

33歳で、知り合いもない宇部で私を産み、一人で育て上げる決心をした。その当時の写真も記録も廃棄したように思われる。


今朝は3時起床。外気は11度と肌寒さを感じた。6時にスタートして小月・長府から新下関に安岡を配達してきた。明日は彦島から美祢市・長門市の長丁場。