一歩前に出てみたら

7時前、小月ホースパークにお届け。たくさんの馬が腹を空かせて賑やか。餌は年長の馬から与えるのはここの決まり。相撲部屋のように聞こえた。この馬はベルギーから来た8歳と教えてもらった。


水曜日の配達は、小月から始まり安岡まで走り小月に戻る。きょうも10時に小月で配達が終わった。いつもなら農園に帰るが、きょうは長府博物館に足をのばした「そうしたほうがよい」と思いながら、理由をつけて一歩が出ない性格は私が改めたいひとつ。


最近、立派に開館した 下関市立歴史博物館で「田上菊舎」企画展が催されている。私にたくさん教えてくださった礒村千代子先生とのご縁は、句集の出版をお手伝いしたときだから30年ちかい昔のこと。その礒村先生(もと小学校教諭)から「松尾芭蕉ぐらいなんよ、菊舎は」と教えていただいた。礒村先生と同行二人の気持ちで長府に向かった。


昨夜からの雨で来館者は少なく常設もふくめて1時間ゆっくり味わうことがてきた。運慶展に県立美術館に先生と行ったとき「ええかね足立くん。正面は写真がたくさんある。尻を見なさい」と言われた。

一歩前に出て、礒村千代子先生と散策しながら教わった大内文化など懐かしくよみがえった。菊舎のパンフレットを供えに行きたい。


梅雨入や 井戸を潤す 恵みかな