昨夜は酔い過ぎた

囲炉裏アーカイブ
囲炉裏アーカイブ

2年目、母の命日を今月むかえる。葬儀を終えて遺品整理のとき何冊ものノートに詠まれたたくさんの俳句があった。句会にも名をつらね市の文化祭で受賞もしていた。母が俳句を趣味にしていたことは知らなかった。

私もはじめることを決め「しんあい農園日記(昨年5月から正志にバトンを渡した)」に毎日一句ひねり出した。そのおかげで、目にとまる四季の風景や売り場の魚や果物まで見えるようになった。囲炉裏の部屋を始めてその目をカメラで撮ることに使うようにした。

写真は昨年の秋、菊川町を走行中に「おっ!」とブレーキをかけた モズのはやにえ。餌が豊富にあるとき保存していると知ってはいたが見たのは初めて。


昨夜は6人の客人とホタルの夕べ。飲み過ぎて後半の記憶はない。今朝は頭が重かった。

客人のなかに、5年前まで小野田市で 食べ処「海将」を営まれた夫妻。農園で障害を持つ人を雇用している新聞の小さい記事を読まれての唐突な電話「来週から届けてくれ」

金額など言おうとしたら「なんぼうでもええ」。水曜日のお届けを10年ちかく続けた。

ある雨の日「客足が鈍りますね」と言うた私に「客が少ないことを雨のせいに僕はせんのです」とつぶやいた。炎天下で交通整理をする人に「お疲れ!」と冷たい缶コーヒーを買って渡した話も覚えている。


奥さま実家の家業を継ぐため繁盛店を閉じられ、大型トラックなど国家試験にも合格され社長業。最近、あることで電話を受けた。登録を残していたから名前を呼んだ「まだ登録していましたか」と彼が言う。私は内心「あんたこそ」嬉しいお客さま6人に囲まれ飲み過ぎた。たくさんご無礼あったと反省の1日を終えて、7%の焼酎ハイボールがふた缶目。