たまご 談義

京都の長女家族。昨夜は甲子園で観戦したとメールに子供たちの嬉しい写真が添付されて届いた。


下関市安岡のお客さまが玉子の質問をいくつかされた。丁寧にお答えした。


20個のうち10個は夕方に長男の嫁が取りにくる。暑くなるので冷蔵庫にいれて待っている。

結論は、夕方まで常温で大丈夫です。冷蔵庫で冷やして、夕方に暑い外気にあたるとカラの表面に水滴が付く。そこで雑菌が繁殖する可能性がある。


玉子焼きをつくるとき、複数の玉子を容器に落としたら、黄身の色がちがう理由。同じくカラの色もちがう理由。

黄身の色は本来あわい黄色(トウモロコシの色)けれども玉子焼きにしたとき色が薄くなる。餌に添加物を加えて色の濃淡は簡単に着色できる。農園では安全を考慮してマリーゴールドの花弁を餌に混ぜる。放し飼いゆえに力の強い鶏がトウモロコシなど好物をたくさん食べて色のちがいがある。


卵殻の色は、紫外線を浴びた量で変化する。


つまり、ゲージ飼いなら1羽に設計したとうりの餌を与えることができる。太陽の届かない屋内で電灯の灯りで飼えば卵殻は均一になる。


加えて言うなら、農園の鶏のなかには餌を食べても1個の玉子も生まない鶏もいる。ゲージ飼いなら生まない鶏は処分できるが、放し飼いでは無駄?でも見分けられない。

生産コストを考えればゲージ飼い。自然養鶏を目指せば放し飼い。