職種は接客業と思える

きのう朝、岡本家の玄関はパインの甘い香りが漂っていた。鉢植えの小さいパインが完熟して落ちた。そのパインが香りで存在感をアピールしていた。原野では、その香りで鳥か動物が誘われて食べる。そして種が運ばれる。


県立大学図書館の職員さんに長年お届けしている。きょうカウンターに電子機器があった。学生証がカード化になり貸し出し本人チェックになったと聞いた。社会がどんどん進化というレールで動いていくなかで、都会の駅でキップも買えないガラパゴス人間のわたしは気持ちが萎縮する。


私の仕事は養鶏業で、農園ではたくさんの仕事が身に付いている。草刈りなども要領よくなった。けれども配達先のお客さまにとっての私は接客業でもあると最近やっと気がついた。つまり届けるだけではなく、私が届けた印象が問われる。

それを意識しながら、会話にベルトがかかるよう努力しながら1日を終えた。接客業をしっかり意識して配達を心がける。