ありがたく 涙がこぼれた

龍安寺(りょうあんじ) 枯山水の石庭。しばらく座り、その有名なワケを知ろうとしたが私には無理だった。


先日の数楽の会「突然 そのことがわかる」その「突然」を昨夜体験した。

長女の主人(金光教 教師)は、早島教会の玉井先生を師と仰いでいる。それは、私が手がけた数々の玉井師の出版からと聞いた。私が「読め」と推薦したことはない。あの本が私を助けてくれましたと、奥付けの私の名前から手紙も何通もいただいたし、わざわざお礼に来てくれた人まである。それは、玉井師のご信神を活字で世に出した私の手腕ぐらいに思っていた。

晩酌をすませ風呂でくつろいでいたとき、その「突然」があった。出版した師の本は全部儲かった。全国の大勢の信者さんに元気を伝えた。それは、私の手腕ごときでは到底ありもしないことであり、神様を世にあらわす手伝いの、その些細な歯車に私がなっていた。20数年も経って道筋がはっきり見えた。すぐに風呂からあがり玉井師にそのことを電話で伝えた。話ながら涙がとまらなくなった。玉井師は「よう、そのことがわかった。そうなんじゃ」涙のわけは、後々までも残る出版に携わらせていただいた冥利だと思う。


山口市内のお客さまから、萩のワカメをたくさんいただいた。靖国神社の桜開花も告げられた。春到来。