明治維新を満喫

萩市内を走る市営バスには「晋作くん」とか「松陰先生」の愛称が付けられていた。


宇部市内で鶏を9羽飼育されていた方が事情で飼育をやめる事になり、私を頼って相談を持ちかけられた。鶏の移動など家畜保健所の厳しい指導のもとではお力になれないが、なんとか解決したいと思い岡本拓也さんに打ち明けた。しばらく時間が経過したとき、彼が受け入れ先を見つけてくれた。

引き取りに早朝軽トラで行き、9時に朴の森で餌30キロを添えて引き渡し、私の役目を果たすことができた。


きのう萩市でオープンした 萩・明倫学舎。サブタイトルは「伝えたい物語がここにある」 旧萩藩校 明倫館跡。

記念行事として 萩市民大学教養講座「明治維新と萩藩」の演題で、逆説の日本史で知られている作家、井沢元彦さんの講演が萩市民館大ホール800人満席で開かれた。ネット受け付けで入ることができた。


講演前に萩・明倫学舎に足を運んだ。下足箱が足りないほどの盛況。無料の施設は土産品など、300円の入館料から先は、医学や学問に加えて天文から鉄砲から刀まで萩藩の実力が展示。なかでも、明治の工業化と長州ファイブの映像は、知らなかった多くのことがわかった!


講演の一貫した内容は朱子学は幕府の硬直化した価値観による近代化の阻止。商業、経済活動の蔑視。さらには大義名分という色眼鏡で異民族を軽視する近代史に及んだ。90分の講演に頭が冴えた。