日記の理由

渡場ちかくの道沿いに、ドレスアップした「交通安全地蔵」を見つけた。とにかく目立つからアピールになる。

どんな天候でも、秋芳町の中学生が4~5人、朝7時半ごろ道沿いにならび、行き交う車におじぎをしてくれる。紋切り型の交通安全標語ではない「伝わるもの」がある。


前の会社で週刊社長通信を社内向けに出していた。当時、唐戸魚市場の専務だった松村御大から伝える大切さを教わった。御大は毎月「ふくふく便り」と称して、近況を長年に渡り、市場を去られた今でも続けておられる。


農園をはじめて「しんあい農園日記」もはじめた。昨年の5月に正志(長男)に譲った。もう日記はやめようと思ったとき気がついた。誰が読んでいるのか、その評価はどうなのかに関係なく、日記に毎日向き合うなかで、身のまわりの出来事や考えていたことを文字にするなかで、それが私の考え方を作り上げあげてきたように思われ、桂子ちゃんのご縁で重枝さんに教えていただきながら「囲炉裏の部屋」を続けることができている。わたしの小さな「凡事徹底」。


囲炉裏の部屋。岡山県早島の囲炉裏の側で神信を習ったから「囲炉裏の部屋」とした。