その元を解決せねば

瑠璃光寺は、2日前の雪がまだ残っていた。


私の血圧コントロールが薬で効かなくなったのは昨年11月。それは医者の腕が悪いから病院をかわろうと考えていたとき「酒をやめたら」のアドバイスを糸賀社長からいただき、人生初の4日も禁酒をした。効かなかった降圧剤が効きだした。以来、節酒の生活習慣が身についた。二日酔いを卒業できた。


この経験から大切なことが府に落ちた。

たとえば、両親と長男の3人家族の家庭。長男が結婚して4人暮らしがスタート。この父親は「嫁は こうあらねば嫁ではない」の信念で嫁の教育がはじまる。嫁は亭主に不満はないが、この家庭に耐えきれなくなり離縁。その後、この家庭は次の嫁さがしに奔走。


何人の嫁をむかえても破綻するのは、私の体験でいえば医者が悪い。けれども本当は私が悪い。つまり「元」が改まらないと解決しない。


「元」を「私」に置き換えるところに、光りがみえるような気がしてきた。