斎藤 清の世界展

雨や北風が冷たい朝は、阿知須の大型商業施設の軒下がウォーキング コース。今朝は約1時間この軒下を往復した。奥に7億円当選の宝くじ売場があり、お百度詣りもできる。年越しロト6の3千円がぼつぼつ、日本銀行夢の「億の部屋」招待券になるかもわからない。


会津に生まれ「会津の冬」をライフワークにとりくんだ版画家 斎藤 清の世界展を鑑賞に菊川画廊のお供で、周南市美術博物館に行った。

きっかけは、県セミナーパークで映画字幕翻訳家 戸田奈津子さんの講演ペア券を引き当てたわたしがペアに選んだ菊川さん。会場にあるたくさんのリーフレットに斎藤清があり「ボクの好きな作家」とつぶやいた。病みあけ、体重が20キロ以上落ちているから宇部市と周南市の往復は大変なことに感じた。運転手するから行きましょう。それが実現した。


家内が農園に泊まり、野菜と玄米の 菊川御膳弁当を持たせてくれた。


画廊には招待券が届いており「菊川です」の挨拶で受付は通過。彼の歩幅で歩き90分。豪雪の会津作品を前に「雪が余分なものを消しました」「寒さと静かさが伝わります」と彼の感性が言葉になり、わたし専属学芸員を従えていた。斎藤のサイン。その色や位置は作品を引き立たせるわざだとも教えてもらった。


小雨の駐車場の車内で弁当を食べた。贅沢な1日だった。