満足感 木曜日

住吉神社社務所の玄関。神事に赴かれる前、宮司や神職が身を浄める儀式に使う一式がある。襟を正される思いで撮らせていただいた。


市町村議会会議録の調整が前の生業だった。議会の記録は、それを紐解かないといけない事態が起きたときはじめて意味を成すもので、議会閉会後には文字にして保管しておかねばならないルールがあるから委託を受けた。つまり、録音を活字にする作業に細心の力を注いでも、納品したときは「書庫に置いておけ」ぐらいのこともあった。次回の納品でそのまま置かれているときは、利益はあるにしても物足りない気持ちはあった。


たまごをお届けしたとき「使い終わって待っていました」と、配達を歓迎された場面はたくさんある。数百円を手にする満足感がある。

くわえてカステラをお届けしたとき「楽しみに待ちました」とか「子供が待っています」など笑顔のお声かけをいただき冥利に尽きる思いがした。


雨天の配達で身体は疲れたが、気持ちは元気に農園ゴールした。