カステラへの道のり

第6次産業がトレンドらしい。制度資金もいろいろあるらしい。たまごを加工して付加価値をつける知恵。政府に尻を叩かれなくても付加価値はわかっている。

以前、鶏肉ウィンナーをつくった。ご注文も安定して喜ばれていたが、製造元の仕事に対する姿勢に疑問が深まり止めた。


農園経営が安定するまで助走させるのがわたしの責任と思いながらも次の手がなかった。カステラのヒントは しみず茶店庵の奥さまの一言「たまごをたくさん使うのはカステラ」

カステラ製造元のアンテナを張りめぐらせた。数楽の会に、老舗カステラ本舗のお嬢さんが来ていた。彼女はカルタ繋がりで今村カルタクィーンの弟子。クィーンの口添えで本舗に到達。それまでに、使うたまごで人気のカステラをいろいろ見聞。九州まで足を運んだ。


まったく白紙のスタートから点と点を結びながら、パッケージのデザイン。ネーミングに価格設定。チラシのデザインなど積み上げた。


約750本のご注文をいただき、お礼を申し上げながらお届けしている。明日の水曜日は、木曜日に載せきれない約50本を配達にはしる。