待望のカステラ

小島は長沢の池。中学年の頃ここで夜営をした。大村益次郎を祭る 大村神社があったが、司馬遼太郎「花神」が大河ドラマになり訪れる人が多くなり、あまりに質素な神社だから移転して、現在は立派なお社が建っている。

夜営の夜中に豪雨になったが熟睡しており、増した水かさが毛布を濡らし、安物毛布で下着から服が毛布色に染めあがり、撤収して買えるバスのなかでは奇妙な色彩の服装に視線がそそがれ恥ずかしい思い出がある。


以前、佐賀県の営業中に村岡屋の小城ようかんを買い求め、泊まった宿で1本も食べた。夜中におう吐が始まり、それ以来甘いモノが欲しくない体質になった。

カステラのお届けをはじめて、ご予約いただいた方は本当に待っておられた気持ちが表情から読みとれる。カステラでは老舗のお店が、農園のたまごとコラボレーションの期待と思う。人はおいしいモノには表情がゆるむ。ゆるませて嬉しい配達になった。


上田さんから預かりモノを今村さん宅にお届けした。ご夫妻と近所のたまごのお客さまも加わり、裏口にイスを並べて段ボール箱がテーブルになりコーヒーブレイク。ひさしぶりの今村談義が楽しかった。