オブリガード!

菊川画廊の今年最後の展覧会は 州之内 徹を偲ぶ展。25日まで開催中。現代画廊の州之内さんが無名の作家を発掘された。菊川さんも州之内さんと一緒にその道を歩まれた。売るための展覧会ではなく偲ぶため。農園の石原忠幸先生作品も掲げてあります。関心がありましたらお立ち寄り下さい。


この展覧会は、わたしから見ると菊川さん命がけだった。15年前に糖尿と診断されたが自覚症状がないので放置していた。今年になり倒れて救急搬送され手術。肝臓が化膿あわせて腎不全。生死の境を体験した。退院はしたが20数キロ以上も痩せた。医者は早く肝臓の検査を促したが「やりたいことがある」と振り切り今回の展覧会になった。看板の書は 松月院 末次住職。


驚くことがおきた。インシュリンを打っていたが数値がどんどん良くなり「止めて様子をみよう」と医者が判断した。とにかく早く肝臓を診たいと、きのう検査に向かった。一緒に戸田奈津子さん講演に行ったとき、12日の結果が良いよう祈らせてもらう。と約束した。

きのう朝から検査が気になった。夕方6時に電話した。まったく問題はなく病院と縁がきれた。その言葉に おめでとうを連発した。


山口市の野菜工房に青年が働いていた。わたしの納品にてを貸してくれた。ブラジルから有機農業を学びに来日。日本語はまだできない。オブリガード!とお礼を言ったら目を丸くして微笑んだ。