いよいよ年の瀬

サツマイモが日光浴していた。農園は戦時中サツマイモの供出で、対岸から川を舟で渡り農家が汗を流したらしい。

就農して「芋は楽に収穫できる」と戦時中を生きた古老からサツマイモを作れと尻を叩かれた。手回しで発動する耕運機のスクラップ(五万円)を買い畑を作り、ホームセンターで苗を買い、雑草取りをやり収穫時期をむかえると、一晩でイノシシの群れのディナーになる。5年、あらゆる対抗策を試みたが、一度もサツマイモを食べることはなかった。戦時中はイノシシが人間に食べられていたのだろう。


今月15日は木曜日。大谷山荘の納品がある。けれども日露会談の会場でもあり、厳戒体制の中を入るには大変だと思い納品曜日を変更していただいた。14日から16日まで大谷山荘周辺の通行規制が厳しい。


年の瀬をむかえ、なにかと気忙しくなりはじめた。健康と運転と飲酒に気をつけようと思う。