念ずれば 花ひらく

農園たまごプリンが届いた。進行中のカステラ本舗の社長がプリンを試作したら好評で本店のみ販売される。売れ行き具合で各店舗にも広がるかもわからない。昔ながらの味。がキャッチコピーらしいが、甘いものは食べないから昔を知らない。けれども美味しいと思った。


売上をあげることを考えたら、たまごを加工して商品化する道がある。長年お世話になり、披露宴料理にたくさんのたまごをご注文くださる、ハラダヤ社長に引き出物として木箱カステラはどうでしょうかとご相談した。よい提案を作りなさいと言われた。

カステラをどこで商品化してよいのか見当がつかない。たまごのお客さまに何軒かお店を紹介され相談に行ったが、みなさん職人気質で新しいことに関心が薄かった。


ある日ひらめいた。数楽の会に「お店の栗饅頭です」と饅頭持参の女子高生がいた。今村奥さんにかるたを習うカステラ店のお嬢さんだった。今村奥さんに紹介していただき、ご縁が結ばれた老舗の、小川蜜カス本舗。


通い続けてご指導いただき、農園お客さま用ご案内のデザインが整った。ハラダヤご提案は月末に専務が農園を撮りにこられてスタートする。


坂村真民先生 念ずれば 花ひらく の石碑を農園入り口に建立している(世界で542番碑)その言葉が実感できた。